スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ハーレーのパフォーマンスを最高に引き出す

ハーレーと人生に共通する法則を紹介する2回目。


今回のテーマは「パフォーマンス(能力)を引き出す」だ。


さて、ハーレーのパフォーマンスを最高に引き出す・・・という話になると、エンジンやインテーク、マフラーの交換を想像するかもしれない。


それはアップグレードであって、パフォーマンスを引き出すのとは違う


引き出すというのだから、現状のままが持つパフォーマンス(能力)を全快にすることを意味する。


そしてそれが意味するところは、ハーレーを改造するのではなく、乗り手であるライダーを改造することになる。


さらにいえば、ライダーの知識やスキルはそのままで、ハーレーに乗る時、その持てる知識とスキルを最大に発揮できる状態にすること=パフォーマンスを最高に引き出すということだ。


結論から言おう。


ハーレーのパフォーマンスを最高に引き出すには、ライダーがリラックスしている状態でハーレーに乗ること!


つまり、ライディングの法則2.リラックスが最高のパフォーマンスを生む!


これを聞いて納得しない人はいないだろう。


身体を使うスポーツにしても、頭を使う勉強や仕事にしても、リラックスしているとき、私たちは自分の持てる能力を最大限に発揮することができる。


これは誰しも体験的によく理解できるだろう。


しかしながら、実際に競技の前や試験の前、人前で何かを発表したり、大事な仕事の前では、私たちは緊張し、入れなくていいところに力を込めてしまう。


身体も脳も、そして精神までもガチガチに固まった状態になる。


そうすると、身体が思うように動かないし、知っていることも思い出せなかったり、よいアイデアも浮かばない。


ハーレーに乗っていて、超低速走行をしているとき、倒れやしないか、エンストしないかと肩に力が入っているライダーを見かける。


コーナーで、いつもよりスピードが出た状態でコーナーに入ったら、腕と肩に力を込めてしまったり、道路の継ぎ目や段差があるところを走るとき、転倒するのを怖れて身体に力をこめたりする。


冷静になればおわかりのように、難しい道路状況では、力を込めることは逆効果だ。


できるだけ身体(特に肩や腕などの上半身)は力を入れずにリラックスしている方が、その困難を乗り越えることにプラスになる。


実際、初心者と上級ライダーの違いは、そのライディング中の姿を見れば明らかだ。


前者は、肩や腕に力が入っている。なので、肩が上がって肘が外に突き出しているように見える。


見た目、ガチガチというかカチコチな感じに見える。


一方で後者は、肩が適度に下がり肘が下を向き、とてもリラックスしているように見えるものだ。


肩や腕に力が入ると、ハーレーの操作は非常に困難だ。コーナーを曲がるとき、カウンターステアリングが難しくなり、バイクを思うように倒せない。結果、大きくふくらんで大回りをすることになる。


これが低速だと、なおさら大変だ。低速走行は、バランスをより必要とする。また、Uターンや小回り、旋回するとなると、腕や硬い力が入っていると、思うようにコントロールできなくなる。


ストレート(直線)を高速で巡航するのであれば、肩に力が入っていようがあまり問題にはならないのだが、低速走行では、それが大きな問題になるのだ。


初心者と上級者の違いについては、時代劇などで剣を交えるシーンを思い出すとわかりやすい。


イメージ的には、剣の道を極めた達人と血の氣の多い若いサムライが試合をする映画やテレビドラマのシーンと似ている。


血氣盛んな若いサムライは、剣を上段に構えて大きな氣合いの声を出して、威嚇するように達人に迫ろうとする。


それに対する達人は、静かに剣を下段に構えて、少し微笑んでいるかのような表情で終始リラックスした構えだ。


若いサムライは、達人に対して上段から剣を振り下ろして襲いかかろうとするのだが、身動きができない。


達人に隙(スキ)がまったく見当たらないからだ。打ち込もうにも、どうしようもできない。


そして、痺れを切らした若いサムライが相手に向けて剣を打ち込んだとき、ふと氣づくと達人の剣の切っ先が自分の喉元に迫っている・・・。


イメージできたのではなかろうか。


さて、ではライディングにおいて、どうやったらリラックスできるだろうか?


それを理解するには、まずリラックスとは逆の状態を考えるとよい。


リラックスと逆の状態とは、緊張していて身体に力が入っている状態だ。


緊張しているとき、私たちは上半身に力が入っている。その証拠に、緊張が解けた後に首回りや肩がこることがあるだろう。


上半身に力が入っているということは、私たちの意識(氣)がおヘソよりも上にある。それにともなって、身体の重心も上方に上がっているのだ。


平常時、私たちの身体の重心は、おヘソから10cm〜12cm下、急所より少し上の位置にある。


これは臍下丹田とよく言われるが、実際には丹田という広い面の範囲ではなく、小さなポイントになり、正確には臍下の1点だ。人差し指で急所のちょっと上の位置を押してみると、力を入れようとしても入らないポイントがあることがわかるはずだ。


そこが臍下の1点である。

臍下の一点


ハーレーに跨がると、スポーツバイクとは異なり前傾姿勢にはならない。少し腰を曲げはするが直立に近い姿勢になる。


これはある意味、座禅を組んで黙想するときの正しい姿勢とも共通する。


つまり、私たちが完全にリラックスしているとき、重心は臍下の1点にあり、このとき私たちの身体は完全にバランスがとれている


そして、身体を左右上下どこへ動かすにも最適なポジションであり、すべての肉体的機能が最高度に動かせる状態だ。


本来、心と身体は一致しているので、身体がこうした最高にバランスのとれた状態にあると心(精神や脳)も最高度に働く状態になっているのだ。


なので、ハーレーに乗る時は、この臍下の1点に意識を持っていくとよい。とはいえ走行時に意識を臍下の1点に持ち続けるということではない。


ハーレーに跨がって、スタートする前でよい。そして、走り出したら、時々、臍下の1点を思い出して一瞬意識する。


このとき、試しに自分の体重を感じて欲しい。


自分の身体の重さが、お尻がシートに接触しているところにもっともかかっていることがわかるはずだ。


それは重心が身体の下方(下半身)にかかっていて、重心が臍下の1点にあることの証でもある。


そしてそれができているときは、上半身の力みはない。言い換えれば、上半身に力が入っているときは、お尻の下に体重を感じず、シートから身体が浮いた感覚になっている。


下の写真を見て欲しい↓

ジェリーパラディーノ


アメリカで最も有名なハーレーのライテクについて詳しいジェリー“モーターマン”パラディーノが、Uターンをしているときの写真だ。


大きなバイクをあそこまで傾けながら、彼の表情は余裕に満ちている。完全にリラックスしているからだ。


そして、彼の体重が下半身にあり、ドッシリして見えるはずだ。


ちなみにこれをバイクを頭から見たら、バイクは傾いて斜めになっているが、そのバイクの上にジェリーが乗っていて、ジェリーとバイクが一体になって1つの物体が垂直に立っているような状態になっている。


よく人馬一体というが、まさにその状態なのだが、このとき一体となった物体(ジェリーとハーレー)の重心は、もちろん下方にある。


だからこれだけバイクを傾けても倒れずに安定しているのだ。


臍下の1点に意識を置く方法がこの文章を読んだだけでは難しいという方は、今度ハーレーに乗る時に、お尻の下に身体の体重を感じること、それから走行前にニーグリップを強くしてみることをお勧めする。


ニーグリップに力を込めれば、上半身には力が入らないからだ。とにかくライディングでは上半身に力を入れないことが鉄則なのだ。


さて、ここまでの話で、ハーレーに乗る時のリラックスしていることがどれだけ大切なことかについて説明したのだが、賢明な読者であるあなたなら、リラックスすることは、人生においても共通に大切なことであると理解したと思う。


何か大事なことに直面したり、困難に直面したときは、深呼吸し、それから臍下の1点を意識するといい。


また、自分の体重に意識を向けるのもよいだろう。足の裏に自分の体重を感じてみるのだ。そうすれば身体はリラックスした状態になる。身体を上下にゆすってもよいし、首を回すのもよい。


おそらく無意識にも、あなたはこれまでもそうしてきたかもしれない。これからは、それを意識して行うのだ。


最後に人生における究極のリラックス法を教えよう。


それは、自分の好きなことをすることだ。あなたがもっとも好奇心をもっていることをするのだ。好奇心は、あなたのエネルギーそのものだ。


好奇心を向けるということは、氣を向けることでもある。


好奇心は、あなたの価値観であると言い換えてもよい。


価値観とは、あなたにとってもっとも重要で大切なこと、好きなことである。


だからあなたが好きなことをして生きるのだ。やりたいことをして生きるのだ。


それは、あなたがもっとも自分らしい人生を歩むことを意味する。


自分らしくあるとき、それはあなたがあなたである最高の状態であり、自然体あるがままのあなたである


これほどリラックスできることが他にあるだろうか。


にほんブログ村 バイクブログ ハーレーダビッドソンへ ←読んでいただいたらポチっとクリック。
にほんブログ村

ハーレーをもっと思いどおりに乗りこなしたい方は、下のバナーをクリック↓

わずか2時間半でハーレーを操る
スポンサーサイト

テーマ : Harley-Davidon
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ハーレーライドプロ

Author:ハーレーライドプロ
南カリフォルニア(オレンジ・カウンティ)在住の事業家兼作家/講演家でハーレー乗り。
世界で1番売れてるハーレーのライテクDVD『ライド・ライク・ア・プロ』を日本で販売。
アメリカのハーレーライフを中心にハーレーに関すること、ツーリングやライテク、それからローカルのファッションやハーレーのある暮らしを綴る。

最新記事
カテゴリ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。